日本でよく使われる、在来工法の構造名称って覚えるの難しくないですか?(骨組みのときのそれぞれの名前です。)
僕は当時「梁」や「真束」などの漢字が読めませんでしたし…(ToT)笑
でもフリガナ付きで、家の構造を解説しているイラストや図が少なかったので、今回は自分で作成してみました!
そこでこの記事では、在来工法の骨組みの名称とその役目をお教えします。
セルフリノベやリフォーム、戸建てのDIYをする時に覚えて置くと便利のため、知りたい方はぜひこちらの記事をご一読ください。
家の骨組み構造の名称について
早速ですが、平屋をベースに家の骨組構造と名称のイラストを載せました。
これら名称と役目について、説明していこうと思います。
基礎(きそ)
基礎(きそ、英: foundation)とは、構造物からの力を地盤に伝え、構造物を安全に支える機能をもつ構造である。下部構造(かぶこうぞう)とも呼ばれ、それに対して建築物本体を上部構造と呼ぶ。また、構造物の基礎を作る工事を基礎工事と呼ぶ。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
家を建てる時に一番最初に作る、コンクリート部分になります。
土台(どだい)
土台(どだい)は、木造建築で、基礎の上に横にして据える材のこと。この材に、ほぞ穴をあけて柱を差し込む。近年では専用の金属プレートを用いて固定するケースも増えている。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
基礎の上に置く木材です。
通し柱(とおしばしら)
柱(はしら)は、材を垂直に立てて建築物の支え(ささえ)としたもの。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
縦方向にある木材が柱(はしら)です。そのまんまですね!
大引(おおびき)
大引(おおびき)は基礎の間に約90cmピッチで配置する梁(はり)の一種です。
根太(ねだ)
根太(ねだ)は大引(おおびき)の上側に垂直(90度)に配置し、床を取り付けるための木材です。
床束(ゆかづか)
大引を支える部材となり、床の荷重に耐えるために使われます。
筋交い(筋交い)
筋交い(すじかい)とは、柱と柱の間に斜めに入れて建築物や足場の構造を補強する部材である。「筋交」「筋違」とも表記され、ブレース (brace) とも呼ばれる。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
建物の強度を上げるために斜めに入れる部材です。
梁(はり)
梁(はり、りょう)とは建物の水平短径方向に架けられ、床や屋根などの荷重を柱に伝える材のことであり、主に曲げ応力を担う。 梁はおもに鉛直荷重を伝えるが、地震などに際しては水平方向の荷重を支えることにもなる。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
柱と柱の上に渡るように繋がれます。垂直方向への強度が増し、地震や屋根の重さなどに耐えるために必要な部位になります。
真束(しんづか)
屋根(小屋組み)の中心に位置する束柱(つかばしら)のこと。
棟木(むなぎ)
家の一番高い位置に掛かっている梁(はり)のこと。
小屋束(こやづか)
屋根の重さに耐えるために使われる束柱(つかばしら)のこと。
母屋(もや)
母屋・母家(もや、おもや)とは、屋敷内の中心となる建物、また、寝殿造りなどの建物で、廊・庇に対して家屋の中央部分、の2つの意味に、分家や支店に対して本家や本店の意味がある[1]。また、隠語として警察が本署、本部、本庁を言う。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
棟木(むなぎ)と同じく家の一番上に使われる梁(はり)の一つ。
垂木(たるき)
垂木(たるき)は木造・鉄骨構造などの建築における小屋組構造材である。棰(木へんに垂)とも書かれる。
軒桁-母屋-棟木の上に等間隔に渡される。垂木の上に野地板や構造用合板などを張り、屋根下地とすることが多い。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
屋根の下地を貼るための骨組みのこと。
最後に
今回は家の骨組み構造について解説しました。
自分でも忘れそうになることが多く、備忘録としてもまとめたので、あなたにも役立てれば嬉しいです!
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